料理はできるけれど、毎日の夕食作りに疲れてしまったDさん夫婦。自炊をやめるのではなく、冷凍宅配弁当を週2~3回取り入れて「料理を休む日」をつくる食事スタイルを提案します。時短・味・量・メニュー数・価格から選び方も解説します。
「料理が嫌いなわけではない。でも、毎日となると疲れる……」
田中さん夫婦の由美さんは、結婚してから長年、家庭の食事を作ってきました。
焼き魚、ハンバーグ、生姜焼き、煮物、カレー、パスタなど、
一般的な家庭料理なら問題なく作れます。
それでも最近感じているのが、
「どうして毎日、夕食を作らなければならないんだろう?」
という疲れです。
平日は仕事があり、帰宅してから献立を考え、買い物をして、
料理をして、食べ終わったら片付ける。
気がつけば夕食だけで夜の自由時間がなくなっています。
一方、休日は夫婦で外食したり、
ドライブや旅行を楽しんだりしたい。
そこで田中さん夫婦におすすめしたいのは、
毎日の自炊をやめることではありません。
「週7日料理する」
から
「週2~3日は夕食を作らない」
へ変えることです。
今回は「冷凍宅配弁当ラボ」で、
田中さん夫婦の食生活を分析しながら、
無理なく続けられる新しい夕食スタイルを考えてみます。
田中さん夫婦の問題は「料理ができない」ことではない
まず、田中さん夫婦の状況を整理してみましょう。
由美さんは料理が苦手なわけではありません。
むしろ長年料理をしてきたからこそ、
「毎日作り続ける大変さ」
を知っています。
ここは重要なポイントです。
料理には実際に調理している時間だけではなく、
「今日、何を作ろう?」
という献立決めがあります。
さらに冷蔵庫を確認して、
足りない食材を買い、調理し、食器や調理器具を片付けます。
つまり夕食作りは、
献立を考える → 買い物 → 下ごしらえ → 調理 → 配膳 → 後片付け
までがワンセットなのです。
仮に調理時間が30分でも、それだけで終わるとは限りません。
田中さん夫婦の本当の悩み
今回の条件を見ると、大きく5つに整理できます。
| 現在の状況 | 田中さん夫婦が求めていること |
|---|---|
| 平日は料理する時間がない | 時短 |
| 妻に夕食作りが偏っている | 家事負担を減らしたい |
| 和食・洋食とも食べたい | メニュー数 |
| 食べすぎたくない | 適度な量 |
| 夫婦で利用する | 続けられる価格 |
つまり必要なのは、
「もっと料理を頑張る方法」ではありません。
料理をしなくても夕食が成立する仕組み
を家庭の中につくることです。
田中さん夫婦におすすめしたい「週2~3回休む」食生活
私は田中さん夫婦の場合、完全に自炊をやめる必要はないと思います。
由美さんは料理ができますし、
焼き魚や煮物、ハンバーグなど家庭料理も作れます。
それなら、
自炊+冷凍宅配弁当+外食
の3つを組み合わせてはいかがでしょうか。
たとえば、こんな1週間です。
| 曜日 | 夕食 |
|---|---|
| 月曜日 | 自炊 |
| 火曜日 | 冷凍宅配弁当 |
| 水曜日 | 自炊 |
| 木曜日 | 冷凍宅配弁当 |
| 金曜日 | 簡単な自炊・冷凍食品 |
| 土曜日 | 外食・自炊 |
| 日曜日 | 外食・自炊・冷凍宅配弁当 |
ポイントは、
「疲れたら冷凍宅配弁当」
ではなく、
最初から作らない日を決めること。
です。
火曜日と木曜日は、
「夕食を作らない日」
と決めてしまいます。
これだけでも気持ちはかなり違うでしょう。
「今日は作ろうかな?」と迷わないことが時短になる
冷凍宅配弁当というと、
「疲れた日の非常食」
として考える人もいます。
もちろん、それでも構いません。
ただ、田中さん夫婦にはもう一歩進めて、
予定に組み込む
方法をおすすめします。
火曜日と木曜日は冷凍宅配弁当。
そう決めておけば、
その日は夕食の献立を考える必要がありません。
仕事中に、
「冷蔵庫に何があったかな?」
「帰りにスーパーへ寄らないと……」
と考える必要もなくなります。
これも立派な時短です。
由美さんだけの「料理の休日」をつくらない
もう一つ重要なのが、冷凍宅配弁当を、
「由美さんだけが楽をするための食事」
にしないことです。
田中さん夫婦の場合は、
「夫婦二人の自由時間を増やすための食事」
と考えてみてください。
たとえば平日の夜。
これまでは由美さんがキッチンで料理をしている間、
ご主人が自由に過ごしていたとします。
冷凍宅配弁当の日なら、二人とも料理から解放されます。
食後の片付けも少なくなります。
そこで生まれた時間で、
一緒にテレビを見る。
旅行の計画を立てる。
週末のドライブ先を探す。
ゆっくりコーヒーを飲む。
そんな時間に変えてもいいのです。
冷凍宅配弁当を買う目的を、
「料理をサボるため」から「夫婦の時間を買うため」
に変えてみましょう。
田中さん夫婦に合う冷凍宅配弁当の条件は5つ
では、どんなサービスを選べばよいのでしょうか。
田中さん夫婦の場合、単純に「一番安いサービス」を探すより、
次の5項目で比較するのがおすすめです。
① 和食と洋食の両方がある
田中さん夫婦は和食・洋食の両方を食べます。
そのため、
焼き魚だけ。
肉料理だけ。
健康食だけ。
というサービスより、
魚・肉・和食・洋食などを幅広く選べるサービス
のほうが続けやすいでしょう。
たとえば、
「今日は魚」
「次はハンバーグ」
「今度は生姜焼き」
と選べれば、宅配弁当でもマンネリ化しにくくなります。
② メニュー数が多い
週2~3回を長期間利用するなら、メニュー数も重要です。
1週間だけなら同じような料理でも気にならないかもしれません。
しかし、
週2回なら1か月で約8~10食。
夫婦なら、その2倍程度必要になります。
半年、1年と続けることを考えるなら、
「おいしいか」だけでなく「飽きないか」
も確認したいところです。
③ 量が多すぎず少なすぎない
田中さん夫婦が求めているのは「適度な量」です。
ここは実際に利用してみないと分かりにくい部分でもあります。
冷凍宅配弁当だけでは少ないと感じるなら、
ご飯+冷凍宅配弁当+汁物
という組み合わせでもいいでしょう。
逆にボリュームのある商品なら、ご飯の量を調整します。
「冷凍宅配弁当だけで完結させなければならない」
と考えなくても大丈夫です。
④ 夫婦2人で続けられる価格
ここは必ず計算しましょう。
仮に1食700円とすると、
夫婦2人で1回1,400円。
週2回なら、
1,400円×2回×4週間=約11,200円
です。
週3回なら、
1,400円×3回×4週間=約16,800円
になります。
さらにサービスによって送料などが加わる場合があります。
一見すると、
「自炊より高い」
と感じるかもしれません。
しかし比較するときは、食材費だけではなく、
買い物・献立・調理・後片付けに使っていた時間
まで含めて考えてみましょう。
ただし、便利だからと家計を圧迫しては長続きしません。
田中さん夫婦の場合は、まず週2回から試すのがよさそうです。
⑤ 冷凍庫に無理なく入る
意外と見落としやすいポイントです。
夫婦で週2~3回使う場合、
一度に多く注文すると冷凍庫をかなり使います。
特に、
「安くなるから20食まとめて注文しよう」
とすると、
届いたけれど冷凍庫に入らない!
ということも考えられます。
初回は少ない食数から始め、
容器サイズと自宅の冷凍庫容量を確認しましょう。
自炊の日も「頑張る日」にしなくていい
冷凍宅配弁当を取り入れたからといって、
自炊の日に豪華な料理を作る必要はありません。
たとえば、
焼き魚+味噌汁+ご飯
でもいいでしょう。
生姜焼きの日もあれば、カレーの日もある。
パスタだけの日があっても構いません。
大切なのは、
1食ごとの完璧さより、1週間全体で無理なく続けること。
です。
「昨日は冷凍宅配弁当だったから、今日はちゃんと作らなきゃ」
と考えてしまうと、また由美さんの負担になります。
休日は「食事を楽しむ日」にする
田中さん夫婦は休日の外食、ドライブ、旅行を楽しみます。
これはぜひ残したい習慣です。
平日の食事は、
生活を回すための食事。
休日は、
夫婦で楽しむための食事。
このように役割を分けてもいいと思います。
平日に毎日料理を頑張って疲れてしまい、
休日まで「今日は何を作ろう……」となるより、
「今日はドライブに行って、帰りにあのお店で食べよう」
と楽しめるほうが、田中さん夫婦の生活には合っています。
「料理をしない=手抜き」ではありません
「冷凍弁当にするのは手抜きでは?」
と感じるかもしれません。
しかし、料理は毎日続きます。
1年間なら365日。
夫婦で暮らしている限り、
「今日の夕食どうする?」
は何度もやってきます。
だからこそ、
毎日頑張らなくても続く仕組み
を作ることが大切です。
掃除に掃除機を使うように、
洗濯に洗濯機を使うように、
食事にも便利なサービスを取り入れる。
その選択肢の一つが冷凍宅配弁当です。
田中さん夫婦は「週2回」から始めてみよう
田中さん夫婦の場合、
私は最初から毎日冷凍宅配弁当にする必要はないと思います。
まずは、
火曜日・木曜日の週2回。
夫婦で食べるなら週4食です。
これを1か月試してみます。
そして夫婦で、
「味はどうだった?」
「量は足りた?」
「料理しなくていい日は楽だった?」
「夕食代は高くなった?」
「自由時間は増えた?」
と話してみましょう。
満足度が高ければ週3回に増やす。
高いと感じれば週1回に減らす。
これでいいのです。
生活をサービスに合わせるのではなく、
サービスを夫婦の生活に合わせる。
これが長く続けるポイントだと思います。
まとめ|由美さんが欲しいのは「料理をしない生活」ではなく「料理を休める生活」
田中さん夫婦の悩みを整理すると、
答えは「自炊をやめる」ではありません。
由美さんは料理ができます。
そして家庭料理も嫌いではありません。
問題なのは、
「毎日料理するのが当たり前」になっていることです。
そこで、
自炊4日程度+冷凍宅配弁当2日程度+外食・自由な食事1日
くらいから始めてみてはいかがでしょうか。
料理する日。
料理しない日。
夫婦で外食を楽しむ日。
それぞれがあっていいのです。
冷凍宅配弁当を利用する目的も、
「料理ができないから」ではありません。
夫婦の時間を取り戻すため。
そう考えると、冷凍宅配弁当は単なる食事ではなく、
忙しい夫婦の暮らしを少し楽にする選択肢になります。



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